加齢により、動脈の伸展性は低下し、それは、心血管疾患や脳卒中の危険因子となります。一方、有酸素性運動トレーニングを継続している持久鍛錬者の動脈伸 展性は大きく、また、日常の身体活動量が多いと動脈伸展性の加齢に伴う低下が抑制されます。さらに、有酸素性運動トレーニングにより、動脈伸展性は増大し ます。こうした、運動トレーニングと動脈伸展性の関連についてご講演頂きます。
柔軟性の可塑性と機能的意義(水村真由美)
関節の可動性、いわゆる柔軟性は、定期的な運動、特に筋伸張(ストレッチング)により変化します。柔軟性は、体力の一要素、主に調整系能力のひとつに分類 されますが、その機能的意義は明らかではありません。近年、筋力発揮低下といったマイナスの効果が指摘される一過性のストレッチングから、数十年に渡るダ ンストレーニングによって獲得した過度な可動性まで、柔軟性の機能的意義についてご講演頂きます。
独立行政法人国立健康・栄養研究所へのアクセス
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