東京体育学会
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第101回研究会「スポーツ・体育における思考力の育成の重要性」

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研究会名称:東京体育学会第101回研究会


◆開催日時:令和4年11月22日(火)17:30~18:30
◆開催方法:オンライン開催
     ※後日メール会員にURLをアナウンスします.会員外で参加を希望する方は事務局
     (tokyotai@kokushikan)までご連絡ください.
◆司会:及川佑介 東京女子体育大学
◆講師:福ヶ迫 善彦
    流通経済大学 スポーツ健康科学部 教授
◆テーマ:スポーツ・体育における思考力の育成の重要性
◆発表概要
 狩猟社会(Society 1.0)、農耕社会(Society 2.0)、工業社会(Society 3.0)、情報社会(Society 4.0)に続く、新たな社会を指すものとして、第5期科学技術基本計画において我が国が目指すべき未来社会の姿として初めて提唱されました。それが、Society 5.0時代です。Society 5.0で実現する社会は、IoT(Internet of Things)で全ての人とモノがつながり、様々な知識や情報が共有され、今までにない新たな価値を生み出すことで、これらの課題や困難を克服します。また、人工知能(AI)により、必要な情報が必要な時に提供されるようになり、ロボットや自動走行車などの技術で、少子高齢化、地方の過疎化、貧富の格差などの課題が克服されます。社会の変革(イノベーション)を通じて、これまでの閉塞感を打破し、希望の持てる社会、世代を超えて互いに尊重し合あえる社会、一人一人が快適で活躍できる社会となります(内閣府)。
 そういった中、Society 5.0時代では、思考力が重要と言われます。多種多様な考えを認め、多様な解答からその中で最善解を導く力です。健康寿命が謳われる今日、どのようにして思考力を獲得するかスポーツ界の課題です。加齢によってできなくなることを教えるスポーツ・体育。その存在価値はいったいどこにあるのか検討します。

◆主催:東京体育学会 会長 船渡和男  理事長  田中重陽