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第102回研究会「生体力学における統計パラメトリックマッピング(SPM)の活用と将来展望」

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東京体育学会102回研究会SPMワークショップ)


テーマ:生体力学における統計パラメトリックマッピング(SPM)の活用と将来展望

 

日時:727日(木)17:0019:00

場所:国士舘大学大学世田谷キャンパス梅ヶ丘校舎34号館A207教室

開催形式:ハイブリット開催(対面+Zoomによるオンライン)

非会員の方は事務局までご連絡ください

講師:Dr. Mark Robinson, Dr. Jos Vanrenterghem, Todd Pataky

上記の講師によるパネル・ディスカッション

 

概要

SPMは、時空間連続的データを一連のものとして分析する解析手法である。

元来、fMRIPET画像の分析のために1990年代初頭に神経画像診断分野で開発され、それ以降、天文学、コンピュータビジョン学、生理学、バイオメカニクス等、多くの領域にて活用されてきた。

本研究会では、生体力学データに着目するが、この解析手法は様々な分野のデータに応用できる。

 

「日本SPMワークショップツアー」は7月27日に東京で始まり、28日と29日には名古屋と京都で同様のSPMワークショップを開催する。

講師のリヴァプール・ジョン・ムーア大学の Mark Robinson 先生、ルーヴァン・カトリック大学の Jos Vanrenterghem 先生、京都大学の Todd Pataky は主にバイオメカニクスデータにSPM法を応用した多くの論文を発表している。

 

SPMは数学的に複雑にもかかわらず、t 検定・回帰分析・ANOVAなどの基礎的な統計手法に概念的に類似している。

本ワークショップでは、(1) SPMの歴史、(2) SPMでの t 検定の実施方法、(3) SPMの妥当性の根拠、(4) SPMの限界及び将来展望について、SPM文献から重要なトピックを確認する。

トピック毎に10分〜15分の発表とパネルディスカッションのセット形式で開催する。

パネルディスカッションでは、講師による個人的な経験、意見と視点を自由に議論する。


主催:東京体育学会 会長 船渡和男  理事長  田中重陽